tsuresarare’s blog

妻が子を連れて出て行きました。日々のブログ。

妻と子が居なくなった日 3

2の続き

母に警察署での話をした。何も進展はしないという事が分かるとガッカリしたような様子だった。


というのも、話は少し逸れるが、連れ去られた前日、私は子と共に二人で実家に帰っていたのだ。妻は夕方用事があると言うので彼女に一人の時間を設けてあげようと考え、更には最近孫の顔を見せていなかったので、夕飯の時間や風呂、就寝と逆算すると時間的にも丁度良かったのだ。2時間程度、私の実家で子を中心に皆で鬼ごっこ、隠れんぼ、たわいもない雑談をしていた。あっという間に時間は夕方5時位になっていた。


「ママが待ってるよ。もう帰るよ!」

と言っても聞かない我が子。そこからまた鬼ごっこが始まり結局車のチャイルドシートに乗せたのは30分も経っていた。去り際に車の後部座席の窓を開け


「ババ、今度は◯◯のお家に遊びに来てね!」


と言いお婆ちゃん(私の母)とハイタッチ。私の母からすればそれが孫との現時点での最後の会話となった。



気が付けば朝の5時になっていた。私の事を母は心配してくれておりリビングでそのまま泊まってくれた。私はシャワーを浴びて寝室へ。

だがそこは前日まで親子川の字で寝ていた場所。全く寝付けない。常に自身の鼓動が聞こえ、外で物音がすると妻と子が帰ってきたのでは?と期待してしまう。常に神経が張り詰めた状態の覚醒状態で疲れているのに全く眠れない。

結局は、学生時代の授業中の居眠りのような半分起きているような睡眠を1時間半位取っただけだった。


再度シャワーを浴び気が付けば朝の8時。誰かと話していたい、また家から離れたい一心でほとんど寝ていない状態で外出した。もともと用事のあった銀行、カーディーラーに加えて、役所、美容室に行き、夕方からは会社、そして夜は友人に会いに行った。この妻による子の連れ去り(敢えて連れ去りと書く)以降、二日間で寝たのは3〜4時間程度。仕事もあったので病院の心療内科へ行き睡眠薬を処方される。



まだまだ書き足りない事もあるが、妻と子が居なくなった日の記事はこれで一旦終了する。